【NURO光】通信速度が遅い原因と対処法

NURO光
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最大速度1Gbps以上の光回線を導入したにもかからわらず

実測値が100Mbpsにも満たない!!

なんで!?

なんて経験ありませんか?

これは、使っている通信機器が原因です。

他にも、

  • 光回線を導入したにもかかわらず、今までとあまり変わらない気がする
  • NURO光を導入したのに、そんなに速くない

と、悩んでいる方がいるのではないでしょうか?

もしかしたら「スイッチングハブ」の最大速度が遅いからかもしれません。

この記事では、

  • 我が家での実測値
  • 通信速度が遅い原因と対処法

について解説します。ぜひ、最後までお読みください。

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NURO光はどの回線よりも速い!我が家での実測値を紹介

NURO光の最大速度は、2Gbps(実測値とは異なります)。
どの光回線よりも速いです。

我が家での実測値は、

有線:820mbps

デスクトップPC有線接続時

無線LAN:510mbps

スマホ無線LAN使用時

結論から言うと、

  • NURO光は爆速回線!
  • ノンストレスでサクサク!!

では、なぜ

100mbps以上の速度が出ない

なんてことが起こるのでしょうか。

通信速度が遅い原因を探す

自宅で通信回線を利用するには、以下の2つの方法があります。

  • ・LANケーブルをつないで、有線で利用する
  • ・無線LANルーターを設置して、無線で利用する

通信速度が遅いと感じるのは、上記2つのどちらでしょうか?

それにより、対処法が違います。

有線で利用したときに遅いと感じる

LANケーブルをつないで有線で利用しているにもかかわらず、通信速度が遅い場合は、

スイッチングハブの最大速度

に原因があると考えられます。

スイッチングハブとは、一体どんなものなのでしょうか?

スイッチングハブとは

コンピュータネットワークにおけるLAN装置の一種である。

家庭内LANやサーバーサイトなどの短距離向けの配線の収容を主な用途とする。

複数ポートの相互間でLANセグメント(コリジョンドメイン)を分離するブリッジとして機能する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8F%E3%83%96

要するに、タコ足配線みたいなイメージです。

ひとつの回線ケーブルをスイッチングハブに接続すれば、スイッチングハブにあるLANポート数分のインターネット回線が使用できます。

Amazom公式サイト
TP-Link 8ポート スイッチングハブ 10/100/1000Mbps ギガビット 金属筺体 設定不要 ライフタイム保証 TL-SG108V4.2 より

今回の場合でわかりやすく答えると

自宅に引っ張ってきている回線を、各部屋に振り分けているもの

です。

どんなに速い回線を自宅に引いていても、

スイッチングハブの最大速度が遅ければ、通信速度は遅いままです。

まず、使っているスイッチングハブの規格を確認しましょう。

スイッチングハブの製品規格

  • IEEE802.3   10BASE-T
  • IEEE802.3u   100BASE-TX
  • IEEE802.3ab  1000BASE-T

規格に対応している最大速度を表に示します。

規格最大速度
IEEE802.3   10BASE-T10Mbps
IEEE802.3u   100BASE-TX100Mbps
IEEE802.3ab  1000BASE-T1000Mbps

自宅で使っているスイッチングハブに

IEEE802.3u   100BASE-TX

と書かれていたら、いくら速い回線に接続していたとしても、

最大速度は、100Mpbs

ということになります。

我が家の場合、元々のマンションの回線速度が

有線:63Mbps

デスクトップPC有線接続時

NURO光回線開通後、スイッチングハブに接続したままの場合

有線:85Mbps

デスクトップ PC有線接続時

NURO光回線を使っているはずなのに、今までと大して変わらない…。

ということになってしまい、せっかくの高速回線が活かせません。

対処法は次の2つ。

  1. スイッチングハブをギガスイッチングハブに買い換える
  2. LANケーブルをONUに挿して利用する(スイッチングハブを買い換えない)

スイッチングハブには、

最大速度1Gbps(1000Mbps)ギガスイッチングハブ

が販売されています。
ギガスイッチングハブに買い換えることにより、速度遅延が解消されます。

しかし、

そこそこいいお値段しますよね…

購入せずに済むのであれば、それに越したことはありません。
条件は限られてしまいますが、購入しなくても良いケースがあります。

スイッチングハブをギガスイッチングハブに買い換えずに済む場合

スイッチングハブには、各部屋へ繋がっているLANケーブルが挿さっています。

各部屋へ繋がっているLANケーブルのうち、

インターネットを使用する部屋へ繋がっているLANケーブルを、

ONUに直接挿してしまおう!

というものです。

ONU…?

ONUとは何か?

Optical Network Unitの略で光回線終端装置と呼ばれるもの

光信号をデジタル信号に変換し、端末をインターネットに接続できるようにするための装置

光回線を契約すると、光信号をデジタル信号に変換するための装置である

ONU

が設置されます。

自宅の通信回線がどのようになっているかというと、

マンションの回線ケーブルをONUに接続

   ↓

ONUとスイッチングハブを接続

   ↓

スイッチングハブに各部屋へのケーブルを挿して繋げている

という仕組みになっています。
その仕組みを次のように変えます。

スイッチングハブに挿さっている各部屋へのケーブルを外す

   ↓

ONUに直接挿す

   ↓

通信速度が早くなる

しかし、ONUにあるLANポートの数が限られています。
NURO光のONUには3つのLANポートしかありません。

我が家は3LDKですので、

  • リビング
  • ダイニング
  • 部屋1
  • 部屋2
  • 部屋3

の5つのLANケーブルがスイッチングハブに挿さっていました。

ギガスイッチングハブ を購入せずに高速通信速度を体感するためには、
インターネット回線が使える部屋を、

5つの部屋中から3つの部屋を選択しなければならないのです。

選択されなかった2部屋では、壁に設置されているLANポートにケーブルを接続してもインターネットは使用できません。

我が家では、無線LANルーターを設置して利用しています。

普段、有線でインターネットを利用する部屋は1部屋しかありません。

すなわち

  • 有線で使う部屋への回線
  • 無線LANルーターを設置する部屋の回線

があれば、生活できるということです。

我が家では、ギガスイッチングハブを購入せず、

各部屋へのLANケーブルをONUに直挿し

してNURO光回線を利用しています。

ちなみにこの方法は、瀬戸弘司さんの動画を参考にさせていただきました。

その動画がこちらです。気になった方は、チェックしてみてください。

【ネット回線 爆速への道!】ついに爆速達成!答えはONUの先にあった!!!

家にある全ての部屋のLANポートを利用してインターネットに接続したい場合は、ギガスイッチングハブを購入する必要があります。

最大1Gbpsの通信速度を活かしたい場合、ケーブルもそれに対応している必要があります。

ケーブルに5eと記載があれば、通信速度1Gbpsに対応しています。

ギガスイッチングハブの選び方

  • ポート数はいくつ必要か
  • 放熱性を重視するか
  • 電源の種類はどうするか
  • ポートの設置場所はどこか

などを考慮して選ぶと良いです。

無線で利用したときに遅いと感じる

自宅で使っている無線LANによって確認することが変わってきます。

確認することは次の2つです。

  1. 市販の無線LANルーターの場合、無線LANルーターの製品仕様を確認する
  2. ONUの無線LANを使っている場合、ONUの製品仕様を確認する

ひとつひとつ見ていきます。

無線LANルーターの製品仕様を確認する

確認することが2つあります。

  1. 無線LANルーターが許容範囲を超えていないか確認する
  2. 無線LANルーターが11acに対応しているか確認する

ひとつひとつみていきましょう。

無線LANルーターが許容範囲を超えていないか確認する

無線LANルーターには、接続できる端末の数に限界があります。
許容範囲を越えた数の端末を接続している場合は、速度が遅くなることがあります。
許容範囲を越えていないか、確認してみましょう!

許容範囲を越えている場合

  • 接続している端末の数を減らす
  • 接続できる端末の数が多いものい買い換える

というのも選択肢です。

無線LANルーターが11acに対応しているか確認する

使っている無線LANルーターは、

11acに対応していますか?

IEEEE802.11acに対応しているものは、理論上最大速度は6.9Gbps(5GHz)です。

しかし、この最大速度を活かせる無線LAN機器は、家庭用製品としては販売されていません。

ちなみに、我が家で使っている無線LANルーターは、次のとおりです。

  • IEEE802.11acに対応
  • アンテナ4本
  • 通信速度:1733Mbps ※規格値

IEEE802.11nに対応しているものは、理論上最大速度は600Mbps(2.4GHz/5GHz)。
実測値は、理論値の半分〜1/3程度と言われています。
11nの規格のものだと、高速回線を体感できない可能性があります。

ONUの製品仕様を確認する

NURO光のONUには、無線LAN機能がついています。
市販の無線LANルーターを購入しなくても、自宅で無線LANが利用できるのでとても良いです。

しかし、種類によって無線LANの規格が違うので注意が必要。
NURO光のONUは6種類あります。

・IEEE802.11nに対応したONUが3つ

機種名最大通信速度
ZXHN F660T450Mbps
HG8045j450Mbps
HG8045D450Mbps

・IEEE802.11acに対応したONU3つ

機種名最大通信速度
ZXHN F660A1.3Gbps
HG8045Q1.3Gbps
FG4023B1.3Gbps

各家庭に設置されるONUは、残念ながら選ぶことができません。
届いたONUが11acに対応していない機種だった場合は、一度NURO光に問い合わせてみてください。
交換してもらえるかどうかはわかりませんが、問い合わせてみる価値はあると思います。

まとめ

今回は、NURO光にしたのに速度が遅い場合の対処法について解説しました。

有線で利用したときに遅いと感じる場合

スイッチングハブの最大速度を確認して、

  1. ケーブルをONUに直接挿す
  2. ギガスイッチングハブを購入する
無線で利用したときに遅いと感じる場合
  • 無線LANルーターを確認し対処する
  • ONUの無線LAN規格を確認し対処する

NURO光は他の光回線より速い速度で利用できます。

NURO光にしたのに回線が遅いと感じる方は、今回紹介した対処法を試してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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